弱る太陽 活動200年ぶりの低水準

subetta++
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昨日は、2012年問題についてカキコしたんだけど、
こんな記事もありますので、一応念のため。

(昨日のカキコと、まったく正反対のカキコするトコが、節操が無いというかなんというか…。)

 

弱る太陽 活動200年ぶりの低水準(asahi.com)

太陽の活動が200年ぶりの低水準にまで落ち込んでいる。
これまでのパターンだと再来年には活動の極大期を迎えるはずなのに、
活発さの指標となる黒点がほとんど現れない。
研究者も「このままだと地球はミニ氷河期に入る可能性がある」
と慌て始めた。

 太陽の活動は約11年周期で活発になったり、
静穏になったりというパターンを繰り返している。
活動ぶりの指標が表面にシミのように見える黒点。
黒点の周辺では爆発現象が多く起こり、
黒点が多いほど、太陽の活動が活発だ。

 ところが、ベルギーの太陽黒点数データセンターによると、
黒点の多さを表す「相対数」は08年が2.9で、
過去100年で1913年の1.4に次ぐ2番目の少なさだった。
今年はさらに減り、
4月までの暫定値が1.2と、
1810年の0.0以来の低水準に落ち込んだ。

 太陽から放出される陽子などの流れ(太陽風)も07、
08年は過去数十年とまったく違う。
静穏期の太陽風は遅い風が赤道に、
速い風が北極と南極に集まるが、
名古屋大太陽地球環境研究所の観測では、
07、08年は赤道付近にも速い風が多く現れた。
徳丸宗利教授は「太陽の磁場が弱まっている影響だろう」という。
この磁場の弱まりも、黒点の減少と関係があるとみられる。

 太陽活動には数百年周期の変動も知られる。
17~18世紀には約70年間、
黒点がほぼ消え、欧州では英国のテムズ川が凍るなど「
ミニ氷河期」に陥った。
東京大宇宙線研究所の宮原ひろ子特任助教は
「ここ1千年でも活動の極小期が5回あり、
前回が1800年ごろ。
歴史的には、そろそろ次の極小期に入ってもおかしくない」
と指摘する。

 国立天文台の常田佐久教授は
「X線や光も弱まっている。
今後、再び黒点が増えても、
従来のような活発さになると考える太陽研究者は少ない」と話す。

6月3日付asahi.comより全文引用

温暖化あるいは、寒冷化、
どっちに転ぶんでしょうねぇ。

 

昨日は、一部の方に絶大な人気をほこる

米軍が運用する「琴」の運用ページを紹介したのですが、

今日は、日本国内の電離層関連研究機関のサイトを紹介します。

もっとも観測の元データは、欧米からのものが中心のようです。

 

日本国内の電離層観測関連ページ
宇宙天気情報センター(独立行政法人情報通信研究機構)
トップページ
http://swc.nict.go.jp/
Flashを使ったリアルタイム情報が、何気にカッコイイ。
ブログパーツにしてくんないかなぁ…。

宇宙天気ニュース
http://swnews.nict.go.jp/

「天気」と名の付く行政サイトは、気象庁しかり、
IT系がめっぽう強いなぁ。
毎日更新しないといけないから、
こういう形になるんだろうなぁ~。

送電網の管理者向け?の情報ページもあるようです…。
http://swc.nict.go.jp/transmit/

 

一般の人が読む事を想定して、

作成している研究機関のサイトって、好感度UPするよなぁ。

 


「Mars de Subetta」火星文明探索ホームページ

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