当サイトでひっそりとアップし続けている、
火星偵察衛星「マーズ・リコナイサンス・オービター(MRO)」が
搭載する「HiRiseカメラ」で撮影された素晴らしい画像が、
とうとう「Google Earth」上で
閲覧できる様になりました。
これまでは、ちょっと敷居の高いGISアプリケーションという物を使わなければ、
閲覧する事ができなかったのですが、
今回「Google Earth」がバージョン5にアップデート
された事に伴い、
新たにHiRiseカメラで撮影された高精細画像がお手軽に閲覧できるようになりました。
ここを御覧になられている皆さんが一番関心の高いと思われる場所である、
シドニア地区の「Face on Mars」も公開されています。
これで、作りかけのまま、放置状態なシドニア地区のページ作らなくて済みそうです。(笑)
(だって、わざわざ作成するのが、バカバカしくなる位、只の石ころだらけの丘なんだもん。)
石ころの一つ一つまで見える、分解能25cmを誇る高性能カメラが
撮影した画像を皆様自身の目でぜひご確認ください。
とシドニアの「Face on Mars」では、注目度が高いせいか、
圧縮度が低いというか、Subettaが公開している画像と
遜色ないのですが、他のエリアの画像は、かなり圧縮された画像のようで、
ちょっぴりがっかりです。
まあ一枚あたりの画像サイズが高圧縮された状態で、
1ギガバイト前後もあるオリジナル画像なので、
そのあたりは、仕方ないのかもしれませんが、
この「Google Earth」をきっかけに、火星に興味を
持つ方が増えたらいいなあと思う今日この頃です。
ちなみに、赤色の四角いアイコンがHiRiseカメラの画像で、
オレンジ色の四角いアイコンがCTXという広域カメラ(低解像度)になります。
アイコンをクリックすると説明が表示されます。
「Face on Mars」 画像左上部分にあたる、右目付近を「Google Earth」でアップしてみました。
古代火星文明の痕跡が写し出された、超お宝画像がこっそり公開されているかも(笑)。
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