火星のヘラス盆地(だっけ?)に厚さ数百メートルの氷が存在する事が
レーダー観測によって、確認されたそうです。
なんだか、火星には、水がある事が当たり前って雰囲気になってきました。
嬉しいなあ。
火星は、地球に比べ、大気圧がたいへん低い為、
液体の状態で水が存在する事が
困難とされています。その為、過去には、
大量に存在したと考えられる水の大半が、
長い年月によって、宇宙空間に放出されてしまい、
火星には、ほとんど残っていない可能性も
ありました。
ヘラス盆地周辺に限っては、海抜と大気圧の関係で、
水が液体の状態で存在する可能性がきわめて高いそうで、
将来の大発見に期待したいところです。
期待むなしく、みんな気体になってたりして。
前回の記事で紹介した画像等で見られる、不思議な地形も、
中身は、氷で出来ていると考えられます。
液体の水による浸食が起きない火星でなぜ、
地表に浸食の形跡が見られるのか謎だったんですが、
岩盤のように見える地表が実は、氷で出来ていると考えれば納得できます。
地表が氷で覆われているなら、結構快適な、
氷の地下宮殿なんか建設できそうですね。
さて、下記は、最近何気にダウンロードしたJP2画像からのピックアップ画像です。
なんてことない、火星の極地方の春の風景です。
冬の間に蓄積された、地表を覆う、
ドライアイスが春の太陽の光に照らされて、
猛烈な二酸化炭素の嵐を発生させている模様ではないかと
勝手に考えています。(夏だったらゴメンなさい。)
画像を拡大するにつれ現れる、怪しげな幾何学模様に一瞬「ドキッ」
としてしまいました。
例によって、画像の色あいは、IRBカラー画像に輪をかけて、
Subettaが調整した、
実際とは、かけ離れた色あいとなっていますので御了承ください。
おやすみなさい。
(つ∀-)オヤスミ~