産経新聞の記事に北極海航路権益を狙う
中国の通商外交についての記事がまとめてありました。
【地球をどうしますか 環境2008】北極海航路 中国、温暖化の産物に触手
MSN産経ニュースより~
温暖化ってあんまり、実感が無いんですが、あと数年で北極海を船舶が航行可能になりそう、
って記事を読むと、やっぱり温暖化ってすすんでいるだなあと思いました。
ちなみに、北極海航路が現実になると、オランダ、上海間が、現在の6割程度の
距離になるそうです。
アジア欧州間の輸送コストが北米航路並になるって事なのかもしれません。
上海オランダ間のコンテナ取扱量が、150万TEU(大阪や神戸の年間総取扱量に相当)程度
あるそうで、多いのか少ないのかニーズ的に微妙なんですが、
今後予想される原油高を考慮すると、
現行の6割という数字は、中国政府や企業にとって魅力的なのかもしれません。
さて、この北極海航路で重要な地位を占めるのが、小さな島国、アイスランドです。
この小さな島国が、将来、アジア欧州間航路の重要な要衝になるそうで、
パナマ運河並の巨大権益を得られる可能性もなきにしもあらずだそうです。
というわけでビジネスには、したたかな中国の事ですから、将来を見据え、
アイスランドに対して、
いろいろと手を尽くしていたそうです。
ちなみに、我らが害謀省は、「熱烈」なアイスランド政府のラブコールを「無視」していたそうで...。
さすがといいますか、省庁随一の売国奴っぷりを見せつけてくれます。
さて、Bjorkたんに、中国文化部が激怒しているなんてニュースが話題になっていますが、
出身国をちゃんと把握しているのでしょうか?
実は、アイスランドだったりします。
単に中国通商外交部の地道な活動を知らなかっただけなんでしょうが、
これまでの努力が水の泡になってしまったかもしれません。
Bjorkがああいう芸風(笑)なので、母国で大きなポジション
を占めている可能性は低いと思いますが(笑)、
万が一、国民的人気歌手だったりすると後々、
中国とアイスランドの友好関係に暗い影を落としそうです。
軍隊を持たない小さな島国ですが、なめてかかると、取り返しのつかない、
大きな痛手を被る事になりますよ。(w
アイスランドって「ケンカ上等!!」なお国柄みたいで...。
↑jpegノイズを集めた画像集ではありません。(;∀;)