火星ネタからは、少しハズれるんですが、
アリゾナ大学さんを始めとする
研究グループが
Large Binocular Telescopeという、
バカでかい双眼光学望遠鏡を
運用しているそうです。
地上に光学干渉計を設置して、
ハッブル宇宙望遠鏡の10倍の解像度を目指しています。
ファーストライトは、
2005年にとっくに終わっていて、
もう本チャン営業を開始していたりします。
複数の天文台を利用するアイデアは、以前からあるのですが、
なかなかうまくいかないようです。
同じ架台?に二つ乗せる事で、
正確なミラー間の距離の把握と同期ができるんでしょうね。
偵察衛星の開発運用がらみで、この辺の技術の民生利用って
難しそうな気がするんですが、普通に国際協力でやってますね。
って事は、軍用の技術レベルって「24」の内容をはるかに凌駕するのかな?
日本は、人工の基準星を生成する事にやっとこぎつけたばかりなのに、
世界の技術水準はかなり先をいっています。
というわけで、サイトを覗きにいったんですが‥。
「息をノム」
って言葉しか見つかりません。
画像の周辺域迄、恒星の像がわりと円を保っています。
また、明るい恒星の中心に遮蔽部分がある所から
電子的にコロナグラフのようなしくみを用いているのかもしれません。
(液晶シャッターのようなしくみを焦点につけてるのかな?)
深宇宙の銀河団を撮影しているわけでもないのに、
たくさんの銀河がM1の背景を飾っていて、宇宙が
べらぼ~に広大であるって事を
実感する事ができます。
もちろん遠近感は「みかけ上」で実際の距離はわかりませんが。
近くの恒星ならこの装置で直接測定できそうな気がするんですが、
どうなんでしょう?無理?
この画像を眺めていると、自分がこの世界に
たった一人でいるような猛烈な孤独感みたいな
恐怖感が全身を襲ってきます。
(ほとんど、Bjork、いやビョーキ。)
37キロバイトの画像と書いてあったので、
何気にクリックしてみたんですが、いつまで
たっても落ちてきません。おかしいなあと思って、
画像のプロパティを見ると
37メガバイト…。騙された。
○| ̄|_
アリゾナ大学がサイト作成を担当しているようなので、
なんかやってるだろうなあと
サイト内を徘徊してみたらやっぱりありました。(笑
ドーム内部を、ライブカメラで実況中継…。
アメリカ人って期待を裏切らないなあ。
(c) 2008 Large Binocular Telescope Corporation
って書いてあったので、なんでかなと思ったら、
複数の州立大学やイタリア、ドイツによる出資で
運用しているようです。
でも、日本は出資してなかったり。
(((´・ω・`)カックン…
120億円で建設したって話もありますので、本当なら
ハップル宇宙望遠鏡の代替としてかなり期待できます。
っていうか、日本の地方自治体でも予算確保できそう。
…と勝手に光学干渉計と決め付けてるんですが、
実際には、どんな装置なのかよくわかってないSubettaです。(笑
こちらは、日本が誇る最新ホットなM1画像へのリンクです。(^^)
では、また。
(*・∀・)ノ゛
光学双眼望遠鏡「Large Binocular Telescope」が魅せる宇宙の姿
(c) 2008 Large Binocular Telescope Corporation
(c) 2008 Large Binocular Telescope Corporation
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